6/17（月）紀伊国屋書店新宿本店で

『いま、ここで輝く。　～超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室』

おおたとしまささん（著者）×井本陽久さん（イモニイ）トーク＆サイン会が

行われました。

本書の主人公・井本先生が籍を置く栄光学園や、

主宰する私塾「いもいも」の子どもたちの、伸び伸びと躍動感あふれる様子に、参加した方々から笑いと感動・感心の声が上がりました。

「子どもたちが自分のやり方や考え方でするというのが重要。

つまり、『ふざけ・いたずら・ずる・脱線に加えてヘリクツ』。

今の教育では『思考力とは何か』が曖昧だから、『再現力』という先の備えが重視されるけれど、

『子どもたちが、いま、ある手持ちで何とかする』というのが大事。

自分のやり方でいろいろと考えてみる。この時こそが、子どもたちが生き生きと躍動するとき。

『思考力とは何か』ということについて問い直す必要性があると思う。」

と井本先生。

また、

「いいところを伸ばそうというのは、“いいところ”というのがこちら基準。その子の持っているものを、そのままその子の価値とし、

ありのままを認めることが重要。」とのお話も。

本書の著者・おおたとしまささんは、

「子どもたちを一切コントロールしようとしないで、授業を成り立たせる。これができる人は他にはなかなかいない。」

「井本先生の姿に、今の教育に足りないところのヒントがある。新しい制度とかデジタル教材が必要なわけではない。」と

井本先生の教育の可能性について示唆。

また、

「寝言でも先生口調で子どもたちと話をしているし、塾が終わってもずっと子どもたちのことを考えている。

寝ても覚めても先生。」と井本先生の日常のエピソードも披露。

その他、セブ島の子どもたちの様子など、多くの話題が上がりました。

また、ご自分のお子さんについてなど、参加者の方々から次々となされた質問に対し、

お二方は、丁寧に回答されていました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

☆当日イベントの様子