【会社で必要なのは、「自分で問いを立てられるか」ということ】BY木村

私の中では「スキル」と「ナレッジ」という分け方をしています。

根本的にビジネスではやっぱり「課題が何か」を見つける、課題設定が重要です。

それは仮説を立て、自分で「こうではないか」という答を出していくということです。
そのためには、全体から見て何がどうなっているかを構造化していく力も必要です。
構造化は、高濱さんの本でいうと「俯瞰力」ということになるのでしょうか。

仮説を立てて検証していくという試す力。

これを実際的にやりきる。

コミュニケーションをして、その先にファシリテーション力や、
ときには反対派とガチで対峙するネゴシエーション力と続いていきます。
先に行くほどダークサイド・スキルっぽくなるのです。

…

今の学校の試験問題は、どちらかというと問いに対して答を出す問題ばかり。
与えられた問いの答を出すことにはとても強いのが、特にいい大学を出ている人で、
そういう問題にはメラメラと闘志が燃え上がる。
ところが、「問いを立てろ」といわれた瞬間に、みんなハタと止まってしまいます。
社会に出たときに仕事で必要なのは、まさに課題設定ができるかどうかなのに、
そこで苦労している若い人をよく見かけます。

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