【成果を見える化してアプローチ】

正直なところ、官民一体教育の効果を数値化するのは難しい。
とはいえ、実際の現場では、

「子どもたちの集中力が上がった」

「計算力が上がった」

といった声が頻繁に聞こえてきていました。

それだけでなく、切り替えや黒板の書き写しが速くなったことで、

授業のテンポがよくなった

自分の意見を積極的に発表ができるようになったなど、

確かな変化と手応えがありました。

【官民一体教育導入による子どもたちの変化】
◎集中力の向上
◎計算力の向上
◎積極性の増加
◎書き写しスピードの上昇
◎文章力の向上
◎記憶力の向上

こういった意見をまとめて、
官民一体教育の導入に積極的ではない学校関係者に説明し、
徐々に彼らの心を導入へと動かしていきました。

通販ショップのホームページなどを見ると、
必ず「お客様の声」が掲載されています。
商品に対する不安や疑問をもつターゲット層に対して、
それが有効なアピールになるからです。
それと同じように、官民一体教育でも導入に踏み切れなかったり、
疑問を抱いたりしている人たちに対して、

お客様の声と同じ役割を果たしてくれる「現場の声」を提供することにしたのです。

こうした積み重ねにより、武雄市では導入から

６年目には、全11校で官民一体教育が導入される運びとなりました。

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『学校を開いたら、町が人が風向きが変わった！』

前原匡樹（武雄市協働コーディネーター＆人と学校をつなぐ町おこし先生）

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