【リアルビジネスファンタジー】
「エッセンシャルマネージャー〜賢者カンジーに尋ねよ〜」
園田ばく著/大久保寛司監修
経営の本質って、何だろう?いい会社の本質って、何だろう?これからの未来に悩む企業の経営者が、偶然、出逢った仙人のような賢者「カンジー」に連れられ、訪れた先の「天国に一番 ちかい会社」で驚きの体験をした後、自分のあり方を見つめ直し、企業を立て直していくリアルビジネスファンタジー。
【著者】園田ばく
作家。「あり方研究室」主席研究員。企業の取締役として、「一般社団法人100年続く美しい会社プロジェクト」理事の顔も持つ。
【監修】大久保寛司
「人と経営研究所」所長。「あり方研究室」室長。多くの経営者から師と仰がれ、延べ10万人以上の行動を変容させてきた伝説のマスター。著書に「あり方で生きる」など多数。
【実験的コミュニティ小説】
「エッセンシャルマネージャー」は、オンラインコミュニティから生まれる「コミュニティ小説」の実験プロジェクトです。コミュニティ内で生まれるエピソードや対話が、小説内に、オンタイムで組み込まれていきます。
〜どんな展開になっていくのか、まだ誰にもわからない。
それはコミュニティ内の化学反応と、リアルとファンタジーが融合した先に見えてくる。令和の時代の「みんなで作る小説」=「エッセンシャルマネージャー」〜
collaborated with オンラインラボ「あり方研究室」
オンラインラボでは、こちらの小説がいち早く会員限定で、無料でお読みいただけます。
詳しくはこちらからどうぞ↓
これまでの「エッセンシャルマネージャー」はこちらから↓
【VOL.22/VOL.23/VOL.24 あらすじ紹介】
■VOL.22 「会議に臨む姿勢」
「資料が紙の無駄使いで、仕事ではない?!
この会社がおかしいのか、わたしの頭がおかしいのか。」
イイナ食品の会議に臨む姿勢について、カンジーの問いかけに、またまた驚く近藤。
〜イケメンの金出さんが、「はい?」というように目を見開く。その間にマイクが営業の方に渡された。「ノルマについてです。弊社は部門ごとに売上目標と、それに対する達成率を管理しています。おかげさまでシステムを外注化する時代の波に乗れて、毎年売上を伸ばしていますが、営業力は個人の力が大きいです。しかし、同じように毎年、前年売上を更新しているイイナ食品には、営業ノルマがないと聞いています。本当なのでしょうか?本当だとしたら、普段の営業会議では何を話し合っているのでしょうか?」私の質問に、金出さんが、どう答えようかと少し上を見上げている。
〜以下本文に続く。
■VOL.23「青島の営業戦略」
「新世界。青島は、いつも世界の先を感じていたかったのだろう」
大学時代、青島社長との初めての出逢いの記憶を、なぜか思い出す近藤。
〜「やったぞ近藤。あの堅物たちを黙らせた!年間契約だ!」
青島がセミを初めて捕まえた少年のような表情で、バタン!と開いたドアを閉める間も無く、オフィスに飛び込んで来た。
恵比寿駅からしばらく歩いた所にあるビルの7階。窓から見える景色もいいが、家賃も相当にいい。青島が直感で契約した、10人も入れば一杯一杯の白壁のオフィスだ。わたしは、契約を受注したことよりも、家賃が支払える喜びで、「マジか!」と椅子を蹴り飛ばすように立ち上がった。〜以下、本文に続く。
■VOL.24「どんな人についていきたいか」
「近藤さん。近藤さんはご自分の会社の社長さんのことが好きですか?」カンジーの問いかけに、なんどもなんども答えようとしては、言葉にならない近藤。カンジーは、じっと近藤の目を見つめながら、ホワイトボードにある言葉を書き出す。
〜「こんどうさん、近藤さん」
遠くの方から声がする。いや近くだろうか。背中を叩かれたような気がして振り向いた。そこには心配そうにわたしを見守る田中律子がいた。なぜここに?と一瞬記憶が混乱したが、次第に景色が見えてきた。ここは長野県のイイナ食品の会議室だった。
「近藤さん。大丈夫?」
そう覗き込むような顔にはふざけた所はない。
「近藤さん。近藤さんはご自分の会社の社長さんのことが好きですか?」〜以下、本文に続く。
■VOL.22「会議に臨む姿勢」———————————————–
こちらから、3話まとめて、有料になります。↓
つづきはnoteで有料公開中!▷こちら
※あり方研究室オンラインラボ会員の方はオンラインラボ内で読めます。