【新刊】ゲームは人生の役に立つ。③
『ゲームのイメージを変える要素』
□小幡
僕がゲームをやっていて良かったと思うのは、
ゲームによって役割をもらえたと感じたこと、
ゲームで結果を出すことが自己肯定感につながったという点。
学校は全然楽しくなかったし、スポーツはできないし、
僕の中では誇れるものが何もなかったのですが、それをゲームが救ってくれた。
でも、そこには「分岐点」があると思っていて、
「自分の世界はゲームの中にあるんだ」と思って、
現実世界と自分とを切り離してしまい、
自分だけの世界にどっぷりとハマってしまう人もいると思う。
僕の場合は、ゲームに3万時間を費やしたけど、
ひとりでゲームをしていたことはあまりなくて、
ゲームを梃子に現実世界で友だちを作っていた。
だから3万時間といっても、その時間の多くは、
「友だちとゲームで遊びまくってました」という感じ。
基本的にひとりだけでやるゲームはあまり良くはないと思う。
□澤田(世界ゆるスポーツ協会代表理事:澤田智洋さん)
僕のビジネスマンの先輩は、プレゼンの前にソリティアを5分くらい
ブワーッとやってからプレゼンに臨むんだけど、それは集中力を高めるためで、
それを聞いたときにおもしろいゲームの使い方だなと思った。
そんなふうにゲームの役割を意識したり、
ゲームの中での自分の役割を意識したりすることが大事なんだと思う。
そうじゃないからゲームに飲み込まれてしまうんだろうね。
㈱エッセンシャル出版は、「本質」を共に探求し、共に「創造」していく出版社です。本を真剣につくり続けて20年以上になります。読み捨てられるような本ではなく、なんとなく持ち続けて、何かあった時にふと思い出して、再度、手に取りたくなるような本を作っていきたいと思っています。 |
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