『ミトコンドリアにいい「食べもの」のおはなし』

ビタミンＢ２と鉄は大切！

「ミトコンドリアを元気にする食べもの」のお話をします。
まずは「ビタミンＢ２」です。
エンジンでたとえると潤滑油の働きでしたね。
ビタミンＢ２にはミトコンドリアの代謝機能を向上させる働きがあります。

「鉄」も重要です。
鉄が不足すると、全身に酸素を充分に行き渡らせる血液の働きが弱まり、
酸素を必要とするミトコンドリアの働きが阻害されるからです。

妊娠する力と育む力を生むビタミンＤ
近年、「ビタミンＤ」が生殖機能や妊娠・出産に深く関わっていることがわかってきました。
ビタミンＤは、食べものやサプリメントから摂取でき、また紫外線を浴びると皮膚でも合成されます。
唯一体内で合成できるビタミンです。

まさに「妊活」そのもののビタミンＥ！
ビタミンＥは別名「トコフェロール」といいます。
その語源は、ギリシャ語の「tocos＝子どもを生む」「phero＝力を与える、獲得する」に由来します。
その名のとおり、妊活そのものといっていいビタミンです。

ビタミンＥが欠乏してしまうと不妊症になるといわれていて、
逆に子宮内膜が薄い人の場合は、ビタミンＥをとることで血流が上がり、
子宮内膜も厚くなって妊娠しやすくなります。
また、ビタミンＥにはプロゲステロン（黄体ホルモン）の分泌量を調整してくれる働きもあります。
このビタミンＥは、アーモンドや茶葉に多く含まれます。

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