６月の新刊『学校の面白いを歩いてみた。公立だってどんどん変わる』の著者・

前屋毅さんによる過去の記事をご紹介していきます。

本書と一緒に読んでいただくと、より多くの発見があるかと思います。

2019/6/27発売♪先生や保護者の方、教育に興味のある方々にもオススメの書籍です。

第9回は、「勉強はおもしろい」と言えるモンテッソーリの子

第1回でご紹介した「モンテッソーリ教育」。

今回の記事では、モンテッソーリ教育の小学校を卒業した、ある生徒さんを取り上げています。

彼女は、小学校5年生で帰国子女として同校に入学するのですが、

海外生活が長かったこともあり、授業で音読もうまくできない状態でした。

まわりの子どもたちから孤立する可能性もあります。

しかし、モンテッソーリ教育で学んでいる同校の生徒たちは、対応が違いました。

「『個々の良いところを認める』ことを大事にするモンテッソーリ教育で育ってきた子たちは、

他者を尊重し、支援し合うことを知っている」からだといいます。

このような環境から、モンテッソーリ教育で学びを始め、

同校を卒業して高校、大学へと進学した彼女は、

「勉強はおもしろい！」

といいます。

彼女を含め、モンテッソーリで学んだ子どもたち。

その後、どのようにどのような道を歩んでいったのでしょうか。