中学受験と聞くと、塾通い、夜遅くまで勉強、親子二人三脚、習い事は不可…など、いい経験になることもあるけれど、諦めなければいけないことも多いと感じませんか。それらのことを「諦めない」中学受験を提唱しているシグマTECHというある塾があります。
こんにちは!エッセンシャル出版社の小林です。
【プロフィール】
大学卒業後、年中~小学校6年生までの子を対象とした塾、花まる学習会に入社。将来メシが食える大人になること、魅力的な人になるということを教育理念の事業で、授業や野外体験の引率などを行う。授業など子どもたちに関わる傍ら、広報部、講演会事業、ブロック責任者などあらゆる業務にも携わる。現在はエッセンシャル出版社で、本づくり、広報など、出版業に関わる全てに携わる。
エッセンシャル出版社: https://www.essential-p.com/
中学受験は親の受験・親子二人三脚の受験、親がサポートすることが大切と言われることが多くあります。たしかにゴールを「テストの点数」をとることや短期的な効率をみるとそうかもしれません。
しかし、中学進学後の方が「学び」を続ける方が長いのです。しかも思春期に入り、より親からの自立に向かう時期です。この時に「自立した学び方」を獲得している子の方が伸びるのではないかと、私は思います。
親がサポートする中学受験により、自分のことではないが故に歯がゆくイライラしてしまうことが多いと聞きます。大人(親)がこんなに時間をなんとかやりくりしてサポートしているのに、当の本人はまだ子どもで遊ぶことも大事な時代故、のほほんとしていることや、遠回りをしているようにみえることがあるのは仕方がないとは思いつつ、ついついキツイ言い方をしてしまったり……。時には、親子関係がうまくいかなくなってしまったということもあるそうです。
中学受験という経験を「主体的な学び」「親から自立」という経験にすることを大切にしている塾、シグマTECHの先生の主張はこのようなものです。
「親と子どもの志望校が違う場合はどちらを優先したら良いですか」という質問をいただくことがあります。
結論から言うと、話し合った上で、最終的には子どもを希望を優先してほしいと答えています。
中学受験は、子どもの自立・主体性を育む機会です。
同時に、進路を自分の意志で選ぶ最初の機会でもあります。
選ぶこと・決めることは、主体的に生きていく上でとても大切です。
自分の学校を選び、その選んだ環境の中で楽しめるように主体的に工夫していくこと。その環境が経験して、また次の環境は何がいいか考え工夫していくこと。中学受験の学校選びを経験して、自分のことを見つめ、自分で環境を選んでいくことを経験させます。
もし人が選んだ環境ですと、何か躓いた時に、「こんな学校には本当は通いたくなかった」とか「親が勝手に選んだから」と他責にしてしまい、乗り越える力も弱くなってしまいます。
特に、これからの時代は、万人に当てはまる正解はない時代です。これをしていれば大丈夫というレールに乗るような、外の価値観が合わせていきることが難しいです。
自分の心にある、自分が心が動くのは何かという視点。自分の内側を深堀りしていくような作業がとても大切になります。自分の内側から起きる気持ちを軸に選択していくことが幸せを感じることになります。
一方で、主体性・独創性を育むときに、それを阻むのは、「強制」です。「将来のためだから」「あなたのために言っているの」そういった言葉がけが、子どもの意欲の芽を摘んでしまします。確かに、グリッドとも呼ばれるやり抜く力は確かに大切です。しかし、やらされ感の中でそれを身につけるより、楽しさを感じながら自分の目標だと子ども自身が思う中で、その力を育むべきではないでしょうか。
どうしても宿題にアップアップしてしまったり、中学受験は親のサポートが重要な受験と言われることもあり、親がプレッシャーに感じてしまうこともあると思います。
しかし、そもそも、受験とは、本当に「親が頑張るべき」ものなのでしょうか?
子どもが主体的になるようにサポートしてくれる塾があったら、それが一番理想なはずです。これまでの一律のカリキュラム、塾にとっての効率重視の授業ではなく、今、その子・家族に寄り添ってくれる塾も出てきているようです。
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