【人生の公式5】理解<没頭 〜没頭する経験の連続が、幸せな人生

好きなことで脳がいっぱいになる経験を何度もしたら、そうじゃないと幸せを感じられない人間になります。

そんな脳の状態を自分でわかっていたら、そういうことしかしたくなくなるというもの。

自分が本当にやりたいことだけやる。

自分のペースでおもしろいことをやっていく。

そうして自分にとって意味のある、価値のある日々を過ごしていく。

人間にとってこれ以上の幸せがあるでしょうか。

本当に好きなことは、とことん突き詰めたくなります。

その結果、社会を変えるような大きな仕事を成し遂げることにつながったら、どんなに素敵なことでしょう!

「ステキな大人の秘密」(高濱正伸監修)より

〜私が子どもたちを教えていて思うのは、「ものわかりがいい子どもは伸びない」ということです。それはなぜでしょう?

「わからない」というのは、本人にとってはつらいことです。早く「わかりました」と言いたい。そこでわからないのに「わかりました」と言ってしまったり、わかったふりをしてしまったりする子は伸びないのです。

まわりに合わせることなく、「わかりません」「ピンときません」と言える子、わからないことに辛抱強くこだわれる子、わからないとおもしろくないと思っている子、そういう子は確実に伸びます。〜

〜「興味のあることは何ですか?」と訊かれて、答えられない若者が今は多いと感じます。興味のあることがわからないという背景には、人の評価に合わせすぎていることがあります。

他人がどう思うか、他人にどう思われるか、そればかり考えていたら、自分の心の内側を見ることはできません。他人に「いいね」と言われたらいいというのは、自分の本来の興味、関心事ではないはずなのです。

就職するにしても、どんな仕事がしたいのか、どんな働き方をしたいのかがわからなければ、どの会社に入ったところで満たされることはないでしょう。〜

理解・正解・成功<没頭 没頭する経験の連続が、幸せな人生

人生の公式

高濱正伸

株式会社こうゆう 花まる学習会代表

1959年生まれ。東京大学農学部卒。1993年、「メシが食える大人に育てる」という理念のもとに、思考力育成や野外体験を主軸とする学習塾「花まる学習会」を設立。また、家庭での子育てが子どもの「生きる力」の鍵を握ることから、保護者向けの講演会を数多く行う。著書に『小3までに育てたい算数脳』(小社刊)ほか多数。

高濱正伸(著)『子ども時代探検家 高濱正伸のステキな大人の秘密 なぜか全員農学部編

㈱エッセンシャル出版は、「本質」を共に探求し、共に「創造」していく出版社です。本を真剣につくり続けて20年以上になります。読み捨てられるような本ではなく、なんとなく持ち続けて、何かあった時にふと思い出して、再度、手に取りたくなるような本を作っていきたいと思っています。

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