大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!
第17回のテーマは「自由もこだわると不自由になる」です。
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■VOL.17「人生の終わりに○と思える生き方(オワマル)②」
GUESTは、小松さやかさん。中編です。
こちらからお聞きいただくことができます。↓
小松さやかさん。前編はこちらから↓
▽大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.16 「人生の終わりに○と思える生き方(オワマル)①」
大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。
2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。
所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。
そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。
これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。
これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司
「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。
共に学んでいきましょう!
今回のGUESTは、小松さやかさんです。
【小松さやかさんプロフィール】
「終わりに◯と思える生き方研究所」代表。
20代・・・医療ソーシャルワーカー、30代・・・専門学校教員の仕事を経て、40歳でライフコーチとして独立。医療福祉職、教員、カウンセラー、コーチなどライフサポートを仕事とする人のライフサポーター。
■終わりにマルと思える生き方研究所
VOL.17のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。
VOL.17 「人生の終わりに○と思える生き方」
大久保:私の話を最初に聞かれた時の印象って、どんな感じだったんですか?
小松:初めて、ズーム越しですけれど、ご挨拶させていただいて、「終わりにマルと思える生き方というのを大事にしてまして」と言ったら「おー、仲間じゃないですか!」と言ってくださった言葉がすごい嬉しかったんですよね。(その後)、北海道の(研修)ツアーで、キャンピングカーに一緒に乗って、それが、私にとって、本当に「転機」の日だったんですよ。
生き方というか、感覚が変わりましたね。
大久保:「コーチング」というものに、若干違和感があったと。
いろいろな違和感や疑問が何か氷解していくような感じだったっと。
小松:そうです。「コーチング」で自分も変われたし、型も学ばせてもらって、資格も取って、それで起業できたのですごく大事なものだったんです。なんだけど、頭では、「感謝しよう。コーチングに会えたことに感謝しよう」と思っているんだけど、体がすごい違和感を感じていて、「何か違うんだよ」とずっと思っていたんですよ。
大久保:コーチングも手法がいろいろありますもんね。
多分。よく知らないですけど。
小松:そういうものが寛司さんとお会いした時に、「その感覚でいいんだ」っていうか。寛司さんが、言葉で私に質問したわけでもないですし、私が言葉でフィードバックを受けたわけではないんです。
大久保:ほとんど、景色見ながら、無言の時間でしたもんね。
小松:でも、私が勝手に自分で、「あ、そういうことだったのか!」とか「これが大事なんだ!」って感じて、自分の中で気づきを得るという。
この言葉を超えたところでの気づきを私自身が体感した時に、「あ、これだ!」みたいな感じになりました。
大久保:聴いている方には、わかりにくいですよね。
コーチングのアプローチとかを学ばれた方は多いと思うんですよ。ただ私には、その枠組みは何一つないわけですよね。私は習ってもいないし、勉強もしていないですよ。
小松:なんか、やっぱり「あり方」というか、どうそこに寛司さんがいるかがすべてで、「あり方」だけで、言葉を超えて人に影響を与えてしまう、人の枠さえ取ってしまう、そこが衝撃でした!
いくら技術を掴んだとしても、本人の中の「あり方」が不安や恐れを抱えていたら、そっちの方が影響してしまうんだって。
もし、テクニックや技術がなかったとしても、「安心、大丈夫」のエネルギーでその人の前にいてくれたら、それだけで人の枠って取れてしまうことがあるんだって・・・といったことを、体感で学ばせていただいたような時間だったんですよね。
大久保:私にはなんにもわかんないんですよね。考えていないから。
コーチングっていうのは、いろいろな流派もあるのかもしれないですけど型を作って型通りにやる人たちからすると、なかなか今のさやかさんの話は理解しにくいでしょう。
型が大事な人は、型でうまくいくケースだっていっぱいあるから、それはそれでいいと思うんですよね。
そういう意味では、「型にこだわらない」というのも、ある意味、こだわっているということなんですよ。
「型にこだわっちゃいけない」ということに、こだわっているんですよ。
「型がある」「型がない」、なんでもいいじゃない。
だから、型を捨ててよし、捨てなくてよし。
「どうでもよし」とはちょっと違うんですよ。
「自由な感じ」というかな、そういうのがいいんだと思うんです。
ただ、「自由じゃなきゃいけない!」っていうことに、縛られている人っていて、「自由ですよね、」って言ってる人で、結構不自由に見える人が多くて。(笑)だから、「自由もこだわると、不自由になる」。
自分自身は元々あんまり型を学んでいないということがありますけれど、こだわらない。
こだわらないことにもこだわらない。
だから、時にこだわるもよし。
自由ですよね。
「こだわっちゃいけないんですよ」っていうのは、「こだわっちゃいけない」ってことにこだわってるんです。
小松:ジャッジがないじゃないですか。
「あってもいい」という世界なので。「型があってもいい」という世界じゃないですか。
大久保:あっても、なくてもいい。あった時がいい時だってあるし。
小松:それが本当に「マルの世界」だと思うんですよね。
大久保:なるほどなぁ~。
小松:だから好きなんです。
つづく
✳︎小松さやかさんとの対談は後編に続きます。
✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。
大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長
日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。
大久保寛司『あり方で生きる』
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■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。
「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。
✴︎
VOL.17のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。
39「ジャッジしない」
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