大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!
第74回のテーマは「生きる教科書 」です。
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■VOL.74「生きる教科書」
GUESTは、畠山織恵さん。前編です。
こちらからお聞きいただくことができます。↓
これまでの「あり方研究室」の再生リストです。
こちらから、過去のGUESTの対談は全てご覧になれます。
https://youtube.com/playlist?list=PLvUYkPOFnpyS2iLp9MnVMW4DXWfN8TjZn
大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。
2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。
所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。
そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。
これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。
これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司
「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。
共に学んでいきましょう!
今回のGUESTは、畠山織恵さんです。
畠山織恵さんの考える「いのちの共鳴」とは何か。
畠山織恵さんと、大久保寛司さんの「本質的な社会」の洞察に溢れた、お二人の対話を、是非、ご覧ください。
GUESTとして、パーソナルフィロソフィー共育・代表の内田明子さんにもご参加いただきました。
■畠山織恵ーHATAKEYAMA ORIEーさん
【プロフィール】
■一般社団法人HI FIVE 代表理事
■脳性麻痺の長男(1999年生まれ)長女(2009年生まれ)二児の母。
■19歳で長男出産。
■12年間乳幼児能力開発事業に従事。約15,000人の乳幼児保護者教育アドバイザーとして信頼を得る
■2014年退職。某有名進学塾幼児教育科講師を経て、障がい児専門出張療育【ベビママケアprogram】を設立、発育が心配なお子様と親御様に向けた個別療育をスタート
■2015年放課後等児童サービス等支援施設での出張療育スタート
■障がい児を育てる母親に笑顔を届ける為、心理学とファッションスタイリングを組み合わせた「ファッションカウンセリング」が口コミで人気に。1年半で約140名の女性に笑顔と自信をお届けする
■2017年療育事業への依頼が口コミより急増。療育活動へ専念する為、「ファッションカウンセリング」を休業
■2017年1月プログラム改定に合わせ同3月より【GOKAN療育プログラム】へ名称変更。
■2018年6月脳性麻痺長男と共に一般社団法人【HI FIVE】設立
現在は大阪府下を中心に和歌山県等10施設以上での出張療育を実践。
企業研修、講演活動等伝え手としての活動にも力を注いでいる。
一般社団法人HI FIVE
VOL.74のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。
■VOL.74「生きる教科書」
大久保:皆さん、こんにちは!「あり方研究室」へようこそ。
今日のゲストは「HI FIVE」の代表理事の畠山織恵さんをお招きしました。
畠山:ご紹介に預かりました一般社団法人「HI FIVE」の畠山織恵と申します。私には、22歳の亮夏という長男がいて、彼とビジネスパートナーとして法人を二人で立ち上げています。
彼の特徴として、「動けないけど社長」「話せないけど大学講師」というキャッチコピーを掲げているのですが、要は、重度の脳性麻痺という身体的な障害とともに生きているんですね。
彼自身は、食事も移動も排泄も全介助で、何一つできないというところから人生をスタートさせたんですけれど、「動けない」「話せない」ということをどうにかして、プラスのポジティブな側面に変換できないのかと。
それによって、自分だからこそできること、社会の役に立つことは何かないのか?というところを小学校ぐらいから模索しながら、ともにいろんなチャレンジをして生きてきた過程で、高校3年生の時に、ある先生からかけられた言葉をきっかけに、障害支援従事者の人たちに、自分を “生きた教科書” として教材として提供する「生きる教科書プロジェクト」「イキ プロ。」というものをスタートさせたんです。
そのことをベースに、生きた教科書「イキ プロ。」を、元々は支援従事者、今はさらにその職場・現場に入る前の学生さんたちに、もっともっと、仕事に自信を持って、もっと好きになった状態で、一から社会人として活躍してほしいという思いを持って、大学に講師として入らせていただくことになりました。話せない、動けない「そんな自分だからこそ伝えられることがある」という事業を、私も時々一緒に入らせていただいて展開しています。
HI FIVEは「イキ プロ。」という活動と、彼と私がタッグを組んで行なう研修や講演というものがあります。
研修というのは、障害があるところでいうと、「福祉」とか「医療」とかそんな世界観が、結構近いなという印象を持たれる方が多いと思うのですが、そうではなくて、一般の企業さん向けの研修を行っています。そもそも、今の一般の社会人の方たちは、「なぜ自分が生きているのか?」「何のために自分は働いているのか?」というところで迷ってしまう方が、じつは結構多いらしいんですね。彼は、ここに至るまでいろんなことを諦めずに枠を取っ払ってチャレンジをし続けてきました。そのチャレンジしてきた過程とか、そこで得た「学び」とか「気づき」といったことをテーマに、彼との研修を通して「自分の生きる意味って何かなあ」とか「働く自分の目的って何なんだろう?」ということを、改めて考えたり気づいたり、会社の中でもっともっと発信していただけるような、そんな機会を届けさせてもらっています。
私個人としては、療育活動……要は障害のある子どもたちの元々持っている力を引き出すということを行なっています。「障害というのは障害が問題なのではなくて、障害があることによって経験できないことがいっぱいある、それが問題なんだ」というふうに、私自身が彼と生きてきて、すごく感じてきたことです。その体験とか経験を実際に積んでいくというところを、遊びの中で楽しく積んでいく、どの子もチャレンジできる場、当たり前にチャレンジできる場を提供するという療育を、私の中で生み出したのが「GOKAN療育」というプログラムなんです。
見る、聞く、香る、触る、食べるの「五感」ですね。
これまで、支援障害児支援施設とか障害児支援に関係されている方々に、療育の方法とかをお届けしていたりしたんですが、現在は、直接、子どもたちと私が関わって療育をするというよりも、そこの施設のスタッフさんを誰もが療育できるように、私が環境を作るご指導、アドバイスさせていただくというスポットコンサルというのを始めまして、今それを中心に動いていっているところです。
(つづく)
畠山織恵さんとの対話は中編に続きます。
大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長
日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。
大久保寛司『あり方で生きる』
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■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。
「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。
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VOL.74のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。
7「知恵と愛と推進力」
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