大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!
第56回のテーマは「また、この人に会いたい!印象力の磨き方」です。
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■VOL.56「また、この人に会いたい!印象力の磨き方」
GUESTは、内田明子さん。前編です。
こちらからお聞きいただくことができます。↓
これまでの「あり方研究室」の再生リストです。
こちらから、過去のGUESTの対談は全てご覧になれます。
https://youtube.com/playlist?list=PLvUYkPOFnpyS2iLp9MnVMW4DXWfN8TjZn
大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。
2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。
所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。
そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。
これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。
これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。
共に学んでいきましょう!
今回のGUESTは、パーソナルフィロソフィー共育代表の内田明子さんです。
内田明子さんの考える「可愛がられる力」とは何か。
「自分の哲学をしなやかに生きる」内田明子さんと、大久保寛司さんの「成長することの素晴らしさ」のヒントに溢れた、お二人の対話を、是非、ご覧ください。
■内田明子さん
パーソナルフィロソフィー共育代表
日本航空グループ会社にて約15年半客室責任者として乗務。フライトのみならず、教官業務、マネジメント業務、 CA採用面接官等の業務に就く。 JAL再建時、稲盛和夫氏のリーダー教育を直々に受講する幸運に恵まれ、理念経営を深く学ぶ。客室部リーダーとして、フィロソフィを自ら率先垂範しチーム運営に尽力。 2014年、結婚を機に退職。その後、コーチングを専門的に学び、リーダーシップ、接遇、チームビルディングを得意とするオリジナルの研修を企業等に提供。スタッフ一人一人が輝くチームづくりのサポートを行なっている。趣味は、料理とお酒、時々読書。特技は、人に関する記憶力、そして「自分の可能性を信じてみたくなる出逢いとキッカケの場」をプロデュースすること。
■内田明子さんブログ&プロフィール
http://akiko-uchida.com/profile-2
VOL.56のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。
■VOL.56「また、この人に会いたい!印象力の磨き方」
大久保:皆さま、こんにちは!「あり方研究室」へようこそ。
今日のゲストは内田明子さんです。
ご自身も「アッコ」、皆さんも「アッコさん」と呼んでいるので今日は「アッコさん」ということでお話を進めていきたいと思います。
アッコさん、今ご自身が、現在されているお仕事について、ちょっとご紹介してください。
内田:「エンカウンター」の内田明子と申します。
私の本業は、コミュニケーション講師をしています。
コミュニケーション講師というと、マナーの先生とか日本語の上手な使い方というイメージがあるかもしれませんけど、少し自分では違うかなと思っているんですね。
「またこの人に会いたい」「この人にまたお願いしたい」私は、そういう “選ばれる人” には共通点があると思っていて、接遇とリーダーシップの本質というものを研修や講演で、対象の方に届きやすいようにアレンジしてお伝えしています。
そして、去年の5月から「日本営業大学」というアスリートのネクストキャリアを支援する教育機関で、元アスリート、元プロ野球選手であったり、元Jリーグの方だったり、現役の学生アスリートもいますが、彼らにビジネスコミュニケーションや社会人として必要なことを伝えています。
大久保:「選ばれる人、素晴らしい人」の共通項目は何でしょうね?
内田:年齢は関係なく、「人に可愛がられる力」だと思っています。
アスリートの受講生の方にも伝えているんですけれど、「人は可愛がられてナンボ!」「可愛げのある人になろう!」ということを、合言葉にしています。
たとえば、挨拶だったり、返事の仕方だったり、話の聞き方だったり、礼儀礼節をベースにした「人に可愛がられる力」というものを知っているか知らないかだけで、全然違ってくるということに、私は気がついたので、そのことをお伝えしています。
大久保:なるほど。それ以外では、どんなことをベースとして教えておられるんですか?
内田:日本営業大学では、私はビジネスコミュニケーション論「印象力を格段に上げ、選ばれる人になる」というタイトルで90分、6コマの講義を担当しいます。
大久保:印象力を格段に上げる!?ちょっと出たい気がしてきましたね(笑)。
内田:なぜ、「印象力」をタイトルに入れているかというと、私は元々国内線のCAだったんです。
国内線というと、たとえば、大阪伊丹空港から羽田まで約50分のフライトですし、大阪から那覇までは2時間ぐらいです。
その短い間、朝一の便はビジネスマンで満席になったりするわけなんですが、ほとんどのお客様は、お休みになっているか、お仕事をしています。
その時、第一印象、見た目で、「あ、今日のCAさんは感じがいいな」「さすがJALだな」と思ってもらえなければ、次に進めないんですね。
最初の印象が、「なんか今日、感じ悪いな」「やっぱり全日空のCAのほうがいいよね」というふうに思われたらいけないので、私たち、特に国内線のCAは、「最初一目で感じが良いと思ってもらう」「気に入ってもらう」ということに命を賭けていたと言っても、たぶん過言ではないと思います。
大久保:そうか、たとえば、ハワイまでの8時間のフライトだったら、あとでリカバリーもいくらでもできるんだ!
内田:はい。国内線はそうではないんですよね。それを知っているかどうか。たとえば、手の挙げ方一つにしても、「あ、この子は感じがいいな」「この人に訊いてみようかな」と思ってもらえるかどうか。
どんなに内側に良いものを持っていたとしても、まず「この人の話を聞いてみよう」と思わせられなければ、次に進めないというのは、私はすごくもったいないことだと思っているんです。
それで、縁があって私の講義を受けてくれる方々には、講義を受けようと思っただけでも、内側に良いものがあるということはわかるので、彼らそれぞれの良いもの、輝けるもの、内側にあるものがどうしたら伝わるかについて、「印象力を磨く」ということでお伝えしています。
大久保:アスリートを対象にしたというところに、良いポイントだなと、非常に感銘を受けました。アスリートでプロかセミプロまで行く方は、ものすごい努力をされているんですよね。常人では計り知れない努力をされて、ものすごくいろいろな心身の鍛錬をしたにも関わらず、リタイア後の人生がなかなか開けていかない方って結構多いんですよね。
宝塚歌劇団もそうですけれど、宝塚のトレーニングは、地獄の特訓を百倍ぐらい厳しくしたような特訓をやるわけですよね。そこでやっと舞台に立てるようになるんですけど、卒業した後で、自分たちの培った能力を活かす場が実はほとんどないんです。メディアに出ている、取り上げられる方というのは、ほんの一部なんですよね。
ですから、そういう意味では、「もったいないなあ」という風に思いますし、アッコさんがそこに焦点を当てて、彼ら彼女たちに、その「伝え方」もしくは「あり方」というものを伝えることで、彼らがより素晴らしく生きるための道を開いていく、そのベースを作っているのかなという感じがします。
(つづく)
✳︎内田明子さんとの対話は、中編に続きます。
✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。
大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長
日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。
大久保寛司『あり方で生きる』
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■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。
「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。
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VOL.56のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。
28「顔が全て」
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