大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!
第69回のテーマは「根拠のない自信は崩れない」です。
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■VOL.69「根拠のない自信は崩れない」
GUESTは、奥村雄介さん。中編です。
こちらからお聞きいただくことができます。↓
これまでの「あり方研究室」の再生リストです。こちらから、過去のGUESTの対談は全てご覧になれます。
https://youtube.com/playlist?list=PLvUYkPOFnpyS2iLp9MnVMW4DXWfN8TjZn
大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。
2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。
所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。
そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。
これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。
これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司
「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。
共に学んでいきましょう!
今回のGUESTは、奥村雄介さんです。
奥村雄介さんの考える「企業の存在価値」とは何か。
世界への事業展開を進める奥村雄介さんと、大久保寛司さんの「チャレンジ精神」の洞察に溢れた、お二人の対話を、是非、ご覧ください。
■奥村雄介さん
興亜商事株式会社代表取締役。
大学卒業後、大手会計事務所に入社。2006年、会計事務所を退職、興亜商事株式会社に入社。2013、年代表取締役。障碍者就労支援事業、農業を開始、国内4社をまとめる。また2014年カンボジアに進出、2社目を最大手の工業団地とJVで設立。現在、カンボジア政府、JICAと共にごみ山問題解決にチャレンジ中。
■アスノワで地球を救うヒーローになろう
https://coki.jp/management/5866/
VOL.69のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。
■VOL.69 「根拠のない自信は崩れない」
大久保:お話を伺っていて、カンボジア・地元の人がそこまでしてくださるというのは、奥村さんが信頼を得たからであって、この人のやることは間違いないし、本気でやるんだ!ということを、カンボジアの方々も固く決意してるような感じが伝わってきますよね。
奥村:本当にありがたいですね。
大久保:「偶然に、良い結果も悪い結果もない」良い結果が出るには、その前に良いプロセスが必ずありますよということを、いつもご説明していますけれども、奥村さんは、どうしてそこまでされるんでしょうか?
たぶん、奥村さんのようなお話を聞かれると、「そこまでされるあなたの原動力は何ですか?」という質問って、結構出るわけです。
奥村さんの場合は、何なんでしょうか?
奥村:いや、本当によくわからないんですよ。
大久保:やっぱり!予想した答えなんです(笑)。
奥村:本当によくわからなくて、思うままにやれている幸せなのか……
大久保:ただ、そこにエネルギーというか情熱を注ぐことができるわけですよね。
奥村:もう感謝しかないですよね。そういう環境にいること自体。
私は、「できないなあ」と思うことにチャレンジするのが好きなんだと思います。ちょっと頭の中がおかしいのか、わからないですけど、「できるようになるまでやればいい」「できる!」と思い込んでいる感があるので、それを自分の中で楽しくやれてしまうので、苦しくもなければ、つらくもないんですよね。
大久保:苦しくもないし、つらくもない。
そこにチャレンジすること自体が喜びで、「必ずできる!」と思っているということですね。
奥村:全然できないですけどね、実際は。
大久保:信じられないぐらい根拠のない自信があるんですね。
私は「根拠のない自信」って、すごくいいなと思っています。
「根拠のある自信」は、根拠が崩れると自信がなくなっちゃうんですよ。
ただ、「根拠のない自信」は崩れようがないんです。
「なぜ、自信を持っているんですか?」
「わからないです、根拠はありません」
これが一番、私は強いと思っていて、今、奥村さんが言われたように、物事の本質はものすごくシンプルで、どんなことでも「やれるまでやれば、やれる」「途中でやめるから、できない」ということです。
「いくら失敗してもいい。成功するまで失敗し続ければ、必ず成功する」とか、そういう普遍的な言葉がありますけれど、まさにそれを地で行っていてかつ、そこへのプロセスを奥村さんが楽しんでいるというのがいいですね。
先ほどから「感謝しかない」という言葉が、ものすごく多く出てきているんですけれど、そういう意味では、「私がやってあげているんだぞ」という感覚ではなくて、「やらせてもらっている」というよりも、「一緒になって楽しんでいる」という感じが伝わってきます。それは、ものすごく力強いなと思うんですよね。
(つづく)
✳︎奥村雄介さんとの対話は、後編に続きます。
✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。
大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長
日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。