「言葉の奥にある心を観る」伝説のメンター・大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.81

大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!

第81回のテーマは「言葉の奥にある心を観る」です。

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大久保寛司さんと共に学ぶ「あり方研究室」が2月から開催中です。

日程途中からの参加も可能です。

詳しくは、こちらからどうぞ↓

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■VOL.81「言葉の奥にある心を観る」

GUESTは、尾中友哉さん。⑤です。

こちらからお聞きいただくことができます。↓

これまでの「あり方研究室」の再生リストです。

こちらから、過去のGUESTの対談は全てご覧になれます。

https://youtube.com/playlist?list=PLvUYkPOFnpyS2iLp9MnVMW4DXWfN8TjZn

大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。

2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。

所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。

そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。

これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。

これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。

〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司

「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。共に学んでいきましょう!

今回のGUESTは、尾中友哉さんです。

尾中友哉さんの考える「コミュニケーションの本質」とは何か。

尾中友哉さんと、大久保寛司さんの洞察に溢れた、お二人の対話を、是非、ご覧ください。

【尾中 友哉さん】PROFILE

Silent Voice 代表

平成元年生まれ、滋賀県大津市出身。聴覚障害者の両親を持つ耳の聞こえる子ども(CODA)として、手話を第一言語に育つ。2014年より、DEAF特有の「コミュニケーションの壁を乗り越える力」を実践的に習得する企業向け研修プログラム「DENSHIN」を提供開始。

2017年には教育分野へも参入し、ろう・難聴児向けの総合学習塾「デフアカデミー」を創設。教育・就労という二大テーマについて「DEAFと社会の関係性を変える」ビジネスを創出・展開しつつ、自治体の委員や企業のダイバーシティ事業部などへ相談役として参画。

また、社会起業家として、ニュース番組のコメンテーターやビジネスコンテストの審査員を務めるなど、幅広く活動を展開。

■Silent Voice HP
https://silentvoice.co.jp/

■尾中さんインタビュー記事「「聴覚障害者」への負のイメージをなくしたい。心の声に耳を傾け、たどり着いた夢」
https://an-life.jp/article/1184

■お話に出てくる「聴覚障害をお持ちのお母さん(尾中幸恵さん)のドキュメンタリー」
https://www.youtube.com/watch?v=jI2diHkLyGI

■「ヒゲの校長」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000092687.html

■主な登壇・受賞歴

◎青年版国民栄誉賞 人間力大賞内閣総理大臣奨励賞 グランプリ および 全国商工会議所会頭賞 / 主催:日本青年会議所

◎JCI Ten Outstanding Young Persons of the World JCI TOYP 2019

(世界の傑出した若者10名)選出 / 主催:JCI(国際青年会議所)

◎日本財団主催「ソーシャルイノベーションアワード2019」最優秀賞受賞

◎みんなの夢をかなえる会主催「みんなの夢AWARD8」グランプリ受賞

◎内閣府コアリーダー事業障害分野 フィンランド派遣団 日本代表青年選出

◎大阪府障害者雇用貢献企業「ハートフル企業チャレンジ応援賞」受賞

◎大阪府障害者施策推進協議会手話言語条例評価部会 委員

◎厚生労働省指定 国家資格キャリアコンサルタント更新講習 「聴覚障害者のキャリア開発」受託

◎TEDxKobe 2017 登壇 「DEAFの聴く力で豊かになるコミュニケーション」

VOL.81のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。

■VOL.81
言葉の奥にある心を観る

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尾中:寛司さんが仰られている中で、「仕事と私、どっちが大事?」と聞かれたら、なんと返したらいいのか?というお話、私は大好きなんです。

「仕事か、私か、どっち?」この言葉を、言語情報だけで取ってしまうと、多くの人は選んじゃうんですよね。つまり、「仕事か私かどっちかだよ」ということで選んで、言っちゃうんです。

大久保:「
仕事と私とどっちが大事なのよ?」と奥さんから言われたとき、あなたはどう答えるかという問いですね。大体、普通、男の人は、どっちかを考えてしまうんです。しかし、それは違いますよと。

大事なことは、「寂しい思いをさせてごめん」ということなんです。研修などでお聞きすると、ほとんど皆さん、頷きますね。

実は最近、女の人もそれが多いです。

ご主人から「君は僕と仕事とどっちが大事なんだ?」と言われている30代、40代の奥さんが多いです。

皆さん、バリバリ仕事をしてる方だから。

世の中、随分変わってきたなと感じます。

尾中:そのお話、僕は、これまでのお話と繋がっていると思うんですね。

つまり、言語情報だけ取ってみても、その人の気持ちなんてわからないということだと。

コミュニケーションする際には、実は聴覚とか言語とかだけじゃなくて、いろいろなチャネルで捉えていくことが必要ということが、このお話の中にあると思います。

大久保:尾中さんのお母さんは聞こえない分、相手の深いところを読み取れるんじゃないですか。そんな気がします。

尾中:ろう者に感じることは、例えば、父親と共に掃除しますと、一緒に大きいこたつを運んでいる時から、もうお互いのアイコンタクトとか、これまでの流れとかで、私はお父さんが、「次に掃除機を掴むって分かる」ので、同時にコンセントを差しに行くわけです。

言葉以外、つまり、聞こえる人にとっての言語と非言語がありますが、非言語って表情とか動作じゃないですか。

聞こえない人の言語って、実はそこにあるんです。

大久保:そこにある。なるほど。

尾中:聞こえる人にとっては非言語の領域。聞こえない人は、そこを言語として扱って、コミュニケーションをとっている。

それが実際、私の家族であったりします。

そうすると、意識的に体とかあるいは視覚で伝えたり理解しようとしたりというのを、一般の人でいう非言語の領域でやるわけです。

それって、すごい面白い存在だと思うんです。だから、雰囲気作りというのも、実はお母さんの中でデザインしていると思います。

「こういう表情すれば、どういう雰囲気になるのか」とか「この人はこういう表情しているから、じゃあ、どういうことがあったのかな」と想像するとか。

大久保:そういう意味では、「言葉にしない思いの言葉」を理解できるようにならないと駄目だねっていう感じがしますね。

私がセミナーでよくお伝えしている中で、「言葉の奥の心を観る」という言葉で表現しているんですが、そのあたりが大事なんだろうなと、しみじみ思いますね。

大久保寛司(おおくぼかんじ)

「人と経営研究所」所長

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日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。

「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。

特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。

著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。

大久保寛司著「あり方で生きる」

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■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。

「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。

■「あり方で生きる」音声ナビゲーション

✴︎

VOL.81のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。

2「言葉の奥にある心を観る」

2 言葉の奥にある心を観る

これまでの「あり方研究室」はこちらから、どうぞ!↓

大久保寛司の「あり方研究室」note記事

㈱エッセンシャル出版は、「本質」を共に探求し、共に「創造」していく出版社です。本を真剣につくり続けて20年以上になります。読み捨てられるような本ではなく、なんとなく持ち続けて、何かあった時にふと思い出して、再度、手に取りたくなるような本を作っていきたいと思っています。

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