大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!
第85回のテーマは「無形の資産」です。
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大久保寛司さんと共に学ぶ「あり方研究室」が2月から開催中です。
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■VOL.85「無形の資産」
GUESTは、ササセルイさん。④です。
こちらからお聞きいただくことができます。↓
これまでの「あり方研究室」の再生リストです。
こちらから、過去のGUESTの対談は全てご覧になれます。
https://youtube.com/playlist?list=PLvUYkPOFnpyS2iLp9MnVMW4DXWfN8TjZn
大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。
2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。
所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。
そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。
これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。
これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司
「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。共に学んでいきましょう!
今回のGUESTは、ササセルイさんです。
ケニア・ナイロビから繋いでの対談となりました。
21歳のササセルイさんが考える「新しい時代の生き方」とは何か。
ササセルイさんと、大久保寛司さんの洞察に溢れた、お二人の対話を、是非、お聴きください。
【ササセルイさん】PROFILE
住所不定。アーティスト。シェアハウス発起人。
静岡県静岡市清水区出身。2000年4月8日生まれ。
2000枚の五円を1人ずつから集め、1万円の価値を問うアートを作成中。
2019年、4月、大学受験失敗後ママチャリで静岡から北海道まで到達。
大手企業で働くも3ヶ月で辞職。
フィリピンに飛び、初めて貧困地域を訪ねる。帰国後、より世界の現実を体感するため、世界一周クルーズ船へ乗船を決意。短期インターンを行い約100万円の乗船費を無料にする。
2022年8月乗船予定。
都内にてIT企業でのインターンを経て、2020年5月、地元静岡市でシェアハウスを発足。
半年間の運営で、ゲスト約40人、住人6人を迎え入れる。
シェアハウスの仲間とYoutubeも始める。
同年12月シェアハウスを閉じ西日本ヒッチハイクの旅を経験し、新潟のスキー場に籠る。
2021年に入り、Clubhouseに出会い「通貨」をテーマとした作品を制作すると決意。
日本を駆け巡る五縁旅を遂行中。2021年11月、ドバイから本格的な世界制覇への道を計画中。
■ササセルイ
■47都道府県別もう一度行きたくなる思い出のスポット
https://travel.spot-app.jp/clubhouse-japan/
■マゴソスクール【ケニア】
対談中のお話に出てくるケニアで訪れているスクール。
孤児、元ストリートチルドレン、虐待を受けた子どもたち、労働させられていた子どもたちなどが通うスクール。
スラムの駆け込み寺として、子どもたちだけではなく、大人も、若者たちも、困った状況にある人たちの共に生きていく場所でもある。
VOL.85のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。
■VOL.85
「無形の資産」
大久保:「寛司さんと行く何々ツアー」という企画が結構ありまして、その内の北海道の坪崎美佐緒さんという方が主催での北海道ツアーで、真狩村のキャンプ場で、キャンプをしている時に、ルイさんがアルバイトで働いていたんですよね。
私達がわいわいやっていたら、ルイさんが、突然来て「ありがとうございます。
皆さんみたいに、かっこいい大人がいたんですね」と言ってくれたんです。
当初、私は意味が分からなくて、ルイさんに聞いたら「色々な人に会ってきたけれど、悪口も愚痴も誰からも出ないで、全員が前向きで明るく輝いてる」と言われたことが、すごい印象に残っています。
ササセ:あの時は、皆さん、昼の4時ぐらいから、ご飯を始めて、いろいろな話をしていたんですよね。
そこから夜1時ぐらいまで、ずーっと、皆さん未来の話をしていたんです。「こうあったらいいよね」とか「こんな風にできたら面白いじゃん」というのを、僕はスタッフ側だったので、耳にするぐらいだったんですけど、「こんなに輝いてる大人っていたんだ」っていうのをすごく感じました。
日本でいろいろなところを旅してきたんですけど、あんなに日本中でいろいろなことをやっている方が一つのところに集まって、輝いているのを見て、良い意味でショックでした。
大久保:途中から、ラジオを聞かれた方は、あなたが21歳だとは多分思わないと思うんですよね。30前後にはなってるだろうと。
50代、60代の人から見たら、21歳は、「人生の社会人スタートしたばっかりじゃん」という感じですよね。
だけど、ルイさんはものすごく知見がもう広いわけですよ。しかも、リアルで感じている、ネットではなくて。
ある意味、ルイさんが「感じたもの」というのは資産というか、宝だと思うんです。
そういう意味では、ルイさんは21歳で本当の資産家。
財務諸表には載らない。
ですが、無形の資産というものがあるとすれば、無形の資産家です。世の中にはその無形の資産がマイナスの方もいるんです。
でも、ルイさんの場合は、わずか21歳で無形の資産の項目がすごい量ある、例えて言うとこんな感じですよね。
この後、またドバイに戻って、でも、ルイさんの場合、この後、どうなるか分からないから、「10年後にはこういうものを作り上げる」とかというより、一歩、一歩進むと次が見えてくる、出会いに導かれる。
そういう人に「将来はどうなんですか?」なんて聞くのは野暮という気がしないではないですが、「とりあえず、ドバイの後は何をお考えでしょうか?」
ササセ:今、五円玉のプロジェクトをやっているとお話しさせていただいたんですけど、今、五円玉を565枚いただいていて、ドバイに来てからも15人ぐらいの方にいただきました。
僕自身、日本円を全部替えちゃったので、「そんなことあるんだ」っていうのも感じたりしながら、活動をしているんですけど、次はちょっとヨーロッパに足を伸ばしたいなと。
同じような活動内容で、今度は皆さんにユーロを貰いにいこうと思っています。
いろいろな人に出会っていって、世界でこういう風な形を作っていって、最終的に自分がそういう活動を世界的に示すことができたとして、こういう考え方って、僕の中で凄く大事なことだったんですよね。
つまり、お金に対する考え方です。
「お金とは稼ぐためにあるものではなくて、お金は目的ではない」はずなのに、でも、実際はみんな目的になっちゃうということが多いなっていうのはすごく感じるんです。
「お金はあくまでも彩るものとしてあるだけで、日々の生活って、ただ、今を集中して生きることだよね」と思っています。
例えば、僕みたいな人がケニアで、「ルイ、ちょっとやらせてくれ」って言って、ケニアで、こっちはシリングという通貨なんですけど、「シリングを集めはじめました」みたいなことが世界中で起こっていったら、すごい面白そうだなって思っています。
世界中の人たちが、そうやって「じゃあ、日本で個展やります」とか「ケニアで、ドバイで個展やります」とか、いろいろな人が、「あそこの作品があるところは面白そうだから、いろんな人に会えそうだから、行ってみようよ」というようなことが起きてくると、すごい面白そうだなと思っています。
大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長
日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。
退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。
「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。
大久保寛司著「あり方で生きる」
■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。
「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。
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VOL.85のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。
37「人間の幅」
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