大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!
第3回のテーマは「人生、一寸先は光」です。
■VOL.3 大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」〜一寸先は光〜
GUEST 園田ばくさん:後編です。
前編はこちらです。
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大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。
令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。
これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。
これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司
「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。共に学んでいきましょう!
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「あり方研究室」VOL.3
今回のGUESTは、大久保さんの長年の友人で、「あり方研究室」の主席研究員でもある、園田ばくさんです。
園田さんは、防災無線・無線技術のメンテナンス・調査をしている会社の取締役で、「一般社団法人100年続く美しい会社プロジェクトの理事」も務めている、「あり方」で生きている経営者です。
■一般社団法人100年続く美しい会社プロジェクト
https://beautiful100yco.org/
VOL.3のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。
VOL.3「人生、一寸先は光」
園田: 寛司さんが仰っていたことで、すごく心に響いた言葉があります。
例えば、ある人が、今、嫌な役をやっていて、「こうした方がいいよ」ってアドバイスすれば、それは直るかもしれない。でも、その人が、本来、絶対に体験しなきゃいけないようなことが、体験できなくなってしまうかもしれない。
いつどういう時に人にアドバイスをしたらいいのかというのが本当の意味ではわからない。その話にすごく共感しました。
大久保: 例えば、もしかしたら、その人は一生懸命落ち込んで、這い上がってくる体験をするべきだったのに、アドバイスすることで、その体験を奪ってはいけないなと思います。
私は他人の将来像が見えるわけでもないので、誰かが落ち込んでいる時に、「こうしたらいいよ」とすぐ手を差し伸べるのがいいのか、もっと落ち込んだ方がいいのか、わからないです。
後日、その落ち込んだ体験が、自分の宝になる可能性というのはあるわけです。
園田: かつて、仕事をなくして、無一文、プータローの時に、人に紹介されたアルバイトで、2万円しか貯金がないのに、5000円のスラックスが必要だったんです。
なけなしのお金で買った、そのスラックスを喫茶店に置き忘れてしまったんです。それがないとアルバイトできないのに。
「もうなんでそんな時に」と思ったんですが、でも、これは何かあるなと思い直して、喫茶店に電話して、管理しているビルに取りに行きました。
スラックスを受け取りながら、広い大きなホールがあったので、「ここは普段どういう風に使われてるんですか?」と聞いたら、イベントを開催してるということを聞きました。
「私の奥さんの歌のイベントをここでやったらいい!」と思い、イベントの申し込みをしようとしていたら、受付の人が僕の斜め上を見て、「今、担当者が来たのでお繋ぎします」と。
そこから3年間、そこで毎月イベントすることになるんです。
イベントクリエイターをやる仕事のきっかけは、その瞬間がなければ生まれてなかったと思います。
そのイベント会場で、結婚式の司会者の人がたまたま見学に来ていて、「あなた声がいいから司会してみない?」というところから、司会業も始まるんです。
何がどう展開するか本当にわからないですね。
大久保: ですから、「スラックス忘れてよかった!という話です。
その瞬間には、ジャッジできないですよね。
一般的には、「人生、一寸先は闇」といいますよね。
私の場合は、「人生、一寸先は光である」と思います。
スラックスを忘れて、ツイテいないはずなのに、そこから素晴らしいことが展開しているわけですよね。
忘れた瞬間は「え!闇?」と思っても、その闇の場所に行ってみたら実は光だった。
そういうことがあるんです。
✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。
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大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」Vol.3 「人生一寸先は光」▷コチラ
大久保寛司(おおくぼかんじ)「人と経営研究所」所長
日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。
大久保寛司著『あり方で生きる』
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■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。
「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。
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VOL.3でお話に出てきた「あり方で生きる」の中の1項目です。
39 「ジャッジしない」
第1回はこちら↓
▽大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.1 「死ぬ時に、自分の人生に○をつけられる生き方」
第2回(園田ばくさん前編)はこちら↓
▽大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.2「言葉の奥にある心を観る」