【リアルビジネスファンタジー】
「エッセンシャルマネージャー〜賢者カンジーに尋ねよ〜」
園田ばく著/大久保寛司監修
経営の本質って、何だろう?いい会社の本質って、何だろう?
これからの未来に悩む企業の経営者が、偶然、出逢った仙人のような賢者「カンジー」に連れられ、訪れた先の「天国に一番 ちかい会社」で驚きの体験をした後、自分のあり方を見つめ直し、企業を立て直していくリアルビジネスファンタジー。
【著者】
園田ばく作家。「あり方研究室」主席研究員。企業の取締役として、「一般社団法人100年続く美しい会社プロジェクト」理事の顔も持つ。
【監修】
大久保寛司「人と経営研究所」所長。「あり方研究室」室長。多くの経営者から師と仰がれ、延べ10万人以上の行動を変容させてきた伝説のマスター。著書に「あり方で生きる」など多数。
【実験的コミュニティ小説】
「エッセンシャルマネージャー」は、オンラインコミュニティから生まれる「コミュニティ小説」の実験プロジェクトです。コミュニティ内で生まれるエピソードや対話が、小説内に、オンタイムで組み込まれていきます。〜どんな展開になっていくのか、まだ誰にもわからない。
それはコミュニティ内の化学反応と、リアルとファンタジーが融合した先に見えてくる。令和の時代の「みんなで作る小説」=「エッセンシャルマネージャー」〜
collaborated with オンラインラボ「あり方研究室」
オンラインラボでは、こちらの小説がいち早く会員限定で、無料でお読みいただけます。
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これまでの「エッセンシャルマネージャー」はこちらから↓
▽小説【リアルビジネスファンタジー】エッセンシャルマネージャー
【VOL.4/VOL.5/VOL.6 あらすじ紹介】
VOL.4「いざ、イイナ食品へ」
次の朝、近藤は、伊那駅にて集合した見学ツアーのメンバーと、バンに乗り込む。いよいよ、イイナ食品に向けて出発だ。
〜「おーい。こっちだ」
周りの視界は良くない。霧で目の前の人がようやく見えるような視界だ。声だけが聞こえていたが、手を振る人物がようやく影になって見えて来た。わたしはなんとかその声に近づこうとしていた。
「まってくれ」
いつも必死に引き離されないように追いかけてきたのだ。出かけに奥さんが心配していたのを思い出す。
「また山に行くの?今回はなんだか、気がすすまないのよ。なにもなければいいのだけれど」〜
✳︎
VOL.5「意外な出会い」
車中で、一人の女性から声をかけられた近藤。
イラストレーターを名乗る彼女の話から、近藤は初めて、田中律子と会った日のことを思い返す。
〜車が走り出して5分くらいしただろうか。 隣の女性が意を決したようにわたしに話しかけてきた。 「あのー。近藤さんですよね。わたし、イラストレーターの田中律子と言うのですが、覚えていらっしゃいますか?」 田中律子?イラストレーター? もちろん、わたしは仕事柄、様々な業界の方と話をすることがある。しかしあまり芸術方面には明るくない方だ。有名な絵画ぐらいを知識で知っているといったくらいだ。わたしが思い出せずに戸惑っているのを見ると。さらに彼女は言葉をつなげた。〜
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VOL.6「命の恩人」
イイナ食品に到着した近藤は、社員の清々しいあいさつに、まず驚いた。
何かが起こる予感がしたが、それは決して悪い予感ではなかった。
そして、見学ツアーのメンバーたちの自己紹介が始まった。
〜わたしは、なるべく先入観を持たずに観察できるように、青島から聞いた必要最小限の情報のみ仕入れた状態で参加している。
この森のどこが工場かも検討がつかない。
ここは本当に会社なのか?
綺麗にととのえられた庭園のような敷地が続く。
まだ8時前だが、オレンジのジャンパーを着た社員がチラチラといろんな所を歩いている。しかも、我々の車を見ると一度立ち止まってお辞儀をする。〜
■VOL.4「いざ、イイナ食品へ」———————————————–
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