大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」。
第2回のテーマは「言葉の奥にある心を観る」です。
■VOL.2 大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」〜言葉の奥にある心を観る〜
GUEST 園田ばくさん:前編(✴︎後編に続きます)
大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。
令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。
これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。
これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司
「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。共に学んでいきましょう!
✴︎
「あり方研究室」VOL.2
今回のGUESTは、大久保さんの長年の友人で、「あり方研究室」の主席研究員でもある、園田ばくさんです。
園田さんは、防災無線・無線技術のメンテナンス・調査をしている会社の取締役で、「一般社団法人100年続く美しい会社プロジェクトの理事」も務めている、「あり方」で生きている経営者です。
■一般社団法人100年続く美しい会社プロジェクト
VOL.2のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。
VOL.2「言葉の奥にある心を観る」
園田: 私には、たくさんの師匠の方がいらっしゃいますが、共通しているのは、皆さん自然体ということなんです。
大久保: 自然体というのは、どんな時でも、どんな人にも、対応が変わらないということです。
その人が、上司だからとか、役職があるからとか、若いからとか、そういうことで対応を変えない方が、私の周りにもたくさんいらっしゃいます。
それは、「人に何かを求めていない態度」だなと思います。
人によって対応を変えてしまう人は、どこかで人に何かを求めているんだと思います。対応を変えてしまう人は、自らの価値観や軸が、相手によって変わるという軸足を持っているんでしょう。
例えば、偉い人が来たら丁寧に挨拶して、宅配の方が来たら「そこに置いといてくれ」とぞんざいに言う人は、人間に挨拶をしていないで、肩書きに挨拶しているんです。
肩書きのある人に対してだけは、きちんと挨拶しておく。
それは、何か寂しいことですね。
例えば、レストランで働いている方が、笑顔で、心地よいそのエネルギーを周りに振りまきながら、嬉々としてお仕事をされてる姿を見ると、私は、涙が出そうになってしまいます。
真摯で純粋に生きている・・・その人の輝きを見ると、なぜか目が潤んでくるんです。
「素晴らしいなあ、人間、あんな風にならなければ…」と反省するわけです。
そういう方は、その瞬間、自分を大切に生きている方です。
園田ばくさんとのお話は、「VOL.3後編」に続きます。
✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。
大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.2〜言葉の奥にある心を観る〜
★感想抜粋★
コメント欄に感想を載せていただけると、とても嬉しいです!出演者の園田ばくさんのところに届いた感想と質問などを公開いたします。
寛司さんとの対談 聞かせていただきました!
ばくさんの名前に込めた思い
役に立ちたいというマインドセットのお話
寛司さんとの対話から心地良い 声とエネルギーが
伝わってきました。
素敵な「あり方研究室」教えていただけた幸運に感謝!
感想と質問
自分の中にも無意識に変わってほしいと思っているところがあるんだろうなあと思いながら聴きました。
質問があります。
「本当に求めなくなった」とお話されていましたが
心が自然にそう思うようになったのですか?
それとも意識的にそう思うようになさったのですか?
園田ばくさんの回答
ナイスな質問ありがとうございます。
今、考えてみました。
結論からいうと、自然にそうなった。近いのですが、もうすこし具体的に答えると、「自分と相手の区別があまりつかなくなった」というのが正解かもしれません。
自分と相手が別ものだと感じているから、相手に求めてしまいますよね。自分の考えと違うから。
でも、「自分と相手はおんなじ領域のおんなじ時代の存在で、たいして変わらない」という認識になったので、相手がどっちを選んでも、あまり気にならないなあ。と思えるようになったのかもしれません。
それを意識したというと、意識したのかもしれないし、そんなに歯を食いしばってそう思った記憶もないので、自然に。という回答になります。
・区別がつかなくなった
・同じ領域、同じ時代の存在でたいして変わらない。
・相手がどっちをえらんでもあまり気にならなくなった。
この「気にならなくなった」という感覚、すごくいいなぁと思いました。
お話の中にもでてきていましたが「自然体」って感じですね。
自然体って窮屈な感じがなくて無理してる感じがなく程よく力が抜けていて、すごくいいです!
園田ばくさんからの回答
ちょっとだけ補足。良くなってもらいたい。
は、相手の状態がよくない状態だと判断しているので、どうしても指導的になってしまう。
役に立ちたい。
は、立場は目上の人にでも、後輩でも、友人でも。
同じように接することができますよね。
大久保寛司(おおくぼかんじ)「人と経営研究所」所長
日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。
大久保寛司著『あり方で生きる』
購入はコチラ▷Amazon
■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。
「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。
✴︎
VOL.2でお話に出てきた「あり方で生きる」の中の1項目です。
2 「言葉の奥にある心を観る」
VOL.1はこちら↓